A-XYZブログ by ホームページ制作 アクシズ[三重県鈴鹿市]
日本人みんなが喜べる、ホームページ検索市場へ(2010年7月27日)
日本Yahoo!が、サイト検索のエンジン部について、Googleから提供を受ける旨を本日発表しました。
⇒Yahoo!Japan プレスリリース
ちなみにアメリカYahoo!では、Microsoftのbingを使用しているのですが、日本Yahoo!の場合、資本も経営も別の会社ですので、独自判断で今回の決定に至った感じです。
ちなみに、Microsoftのbingを採用しなかった理由は公表されていませんが、私の想像として、たぶん以下の2点がもっとも大きかったのではないかと。
- 携帯サイトが日本だけとっても特殊で、bingでは対応できない
- Yahoo!ディレクトリが、日本Yahoo!にとってはかなり重要。
でもbingでは、Yahoo!ディレクトリとキーワード検索の連動を組み込めない
ちなみに、アメリカYahoo!がMicrosoft社と提携した時、「日本Yahoo!もbingになる」と断言していたweb屋さんが大勢いらっしゃいましたが、私はクライアント様に訊かれたりした際には、その見解を思いっきり否定してました(^^;
日本Yahoo!がGoogleのエンジンを利用するというのは……
かれこれ7年ほど前の状況に戻る、ということだったりします。
というのも、Yahoo!がYSTという独自の検索エンジンを作成する前の3年間ほどは、Googleの検索結果をYahoo!内で表示していたわけで。
⇒Google日本 公式ブログ
そんなこともあるので、Yahoo!がGoogleのエンジンを利用するってのは、技術的にも[勝手知ったる]な感じでしょうし、決めやすかったでしょうね。
さてさて、この提携によって、日本のweb検索はずいぶんと情勢が変わる事になります。
- PC
⇒実質的にはGoogleオンリーだと思ってよし - 携帯
⇒gooを採用しているDoCoMoのユーザが全体の約40% - 残りはみんなGoogle(あるいはGoogleベース)
ただし、gooの検索システムも、背景にはGoogleあり
……こんな図式になって、たぶん一番慌ててるのはDoCoMoでしょうねw
これからDoCoMoとgooがどうするのか、ちょっと注目だったりします。
ちなみにweb屋としての私は、単純に喜んでいます。
なにせ、Yahoo!の検索エンジン[YST]は、ユーザーの数は多いのに、実際のクオリティ(検索精度)の面ではほとほと使い物にならないア○タレさんでしたので (つД`)
これで、日本のweb検索も、ちょっとマシになる感じですw
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