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東日本大地震 義援金寄附支援割引について(2011年3月17日)
アクシズでは本日、[東日本大地震 義援金寄附支援割引]を正式にリリースしました。
詳細はこちら⇒[三重県から![東日本大地震 義援金]寄附支援割引を開始します]
一言でまとめれば……
「web製作費の一部を、弊社のかわりにあらかじめ日本赤十字社に寄附して下さい」
見方次第では、なんとも他力本願&勝手な割引です。
いや、分かってるんですよ、その辺は。
小規模で展開してるweb屋としては、こういう時にドーンと寄附できる体力は、正直言って残念ながら持ち合わせてはおりません。ましてや“低価格でホームページ制作”ってのがうちのウリなので、当然ながらサイト制作1件あたりの利幅なんてあるのかないのか(;´Д`)
そんな体制でこれまでやってきていますので、実のところ、2割引ってのもかなり死活問題。
web制作コストっていうのは9割が人件費です。そのため、製作費の値下げというのはそのまま、私をはじめスタッフの生活に、ものの見事に直結します。
でも今回、あえて割引きさせて頂くことにしました。生活費の2割ほどを寄附する感覚で。
先日のブログで書いたことと言い、なぜそんなことをするのか……
多分その根っこには私自身の、阪神大震災を喰らったというのがある気がしています。
当時、兵庫県の宝塚市にある実家に暮らしていましたが、幸い実家は震災を耐え抜きました。
たぶん、六甲山系の中にあったから、地盤がしっかりしていたんだと思います。
しかし、高校時代の友人の中には、実家がすっかりダメになってしまった者も複数います。
特に仲の良かった友人については、本人が首都圏で仕事をしていたため、「なにかの足しになれば」と、地震発生の当日・1月17日に、西宮市内のご実家まで行ってみたりしました。
また、当時の勤め先は神戸市・三宮のアーケード街の書店……そちらは完全にダメでした。
それでも自転車で宝塚〜三宮を1週間ほど往復して、地下にあったためにすっかり水浸しになった本店の片付けを手伝ったりしてました。
そのそれぞれの道中で見た光景は、未だにどうやっても忘れられません。
舗装がズタズタに割れまくっている中、切れた電線が火花を散らして舞ってたり。
あちらこちらでいろんな人が、崩れた家を前にして泣き叫んでたり。
国道2号線沿いの家々が、片っ端から瓦礫になってしまってたり。
なまじっか自宅(実家)がほとんどなんとも無かっただけに、余計に苦しい気分になりましたが、当時の私はだからといって何ができるわけもなく、ただただ書店の片付けをしてるだけ。
そのせいでしょうか。阪神大震災から10年間ほどは、ちょっとした揺れでも吐き気を催したり、目眩がしたり……ひどい時には失神したこともあります。
そして現在──自営業として看板を掲げ、皆さまからwebサイト制作を受注する、という立場になったからこそ、できる事があると感じています。
だから今回、敢えて終了期限も設定せず、義援金寄附支援割引を始めることにしました。
幸か不幸か、三重県内(特に鈴鹿)にはまだホームページをお持ちでない企業さまや店舗さまが多数存在しています。
その中の幾ばくかの方でも、これを機に寄附を行って頂けることを願うばかりです。
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