中小企業や個人店のtwitterとネット活用 4[A-XYZブログ:web業務webマーケティング] ホームページ制作 アクシズ[三重県鈴鹿市]

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中小企業や個人店のtwitterとネット活用 4(2010年11月23日)

twitterの活用について、これまで3回書いてきたわけですが……
「戦いはいよいよ最終決戦へ! これまでの応援ありがとうございました」
って感じの打ち切りマンガ的放置プレイ、正直スマンカッタ(´・ω・`)

そんなこんなで、今回こそ終わらせますよ。ええ、終わらせますとも。
っていうかぶっちゃけ、前回ですでに、ほぼ答えが見えてるわけですがw

その記事では、twitterを既存のリアル空間での広告手法に喩えたら[電柱広告]と記しました。

  • 1回あたりの情報量が少ない
    ⇒見たからと言ってすぐにアクションに繋がるほどの訴求力はない
  • 大量に、手軽に情報をばらまける
    ⇒店名や社名を認知してもらうレベルの広報活動にはちょうどいい

twitterをこう捉えることで、その弱点をどう補完するか、ってのが大切な点だとわかります。
つまり「いかにして来店や購買などのアクションに繋げるか」を考え、実践するわけです。

1回あたりの情報量が少ない、という要素を補完するなら、その手法はざっくり2つと言えます。

  • 140文字×回数で、トータルの情報量を巨大化させる
  • 他の手法と連動させることでカバー

しかし前者では、twitterの[マーケティングに於けるもうひとつの弱点]をカバーできません。
その弱点とは、時間とともに、つぶやきがどんどんと流れ去ってしまう、という点です。
こればっかりはどうしようもないですね。だってtwitterって、そもそもそういうものだもの(^^;

なので、真剣にtwitterで集客や販促を行うなら[他の手法と連動]が必須、となります。

他の手法の候補として挙げられるのは、webサイト/ブログ/紙媒体の広告あたりでしょう。
その中でも特に、webサイトとブログの2つは、twitterを使うなら極めて有力です。
twitterのプロフィールやつぶやきの文中にurlを入れれば、そこをクリックすることで、見た人はそのままシームレスに、より大量の情報を掲載している各メディアに跳べるのですから。

まぁ紙媒体の広告でも、たとえば新聞折込を打った時に[本日の折込チラシをチェックしてね]なんてつぶやけば、チラシを見てもらいやすくなる側面はあります。
とはいえ、その場(=パソコンやケータイなどの情報端末内)で完結しないというのは……
見る人に“ひと手間”を求めざるを得なくなる=ハードルがちょっと高くなるわけです。

ってわけで、twitterを展開するなら、そのつぶやきを見た人の動線の延長上に、よりボリューミィな情報を揃えて待ち受けるwebサイトやブログを備えておくことで、マーケティング効率を一層高める──なんてことを、真剣に考えて欲しいと思ったりするわけです。

webサイトやブログでtwitterを補完するなら、それぞれの役割を明確にしなければいけません。
具体的にはこんな感じでしょうか。

webサイト:基本情報をしっかりたっぷり掲載する“本丸”

『ここに、ウチの魅力のすべてを詰めこみました』くらいの勢いで、業務内容や価格、ポリシーなど、基本的な情報をしっかり、たっぷり載せる。
初めて見に来た人がゲップするくらい、そりゃもう、たっぷりすぎるくらいにたっぷりと。

「そんなに載せても、全部見てもらえないでしょ」って思った方……


正解!

でもいいんです。すべての来訪者に、全部のページを見せるなんてのはナンセンス。
なぜなら、webサイトに来訪する人は一人ひとりみんな、目的が違うんですから。

たとえば飲食店の場合……
メニューと価格を知りたい人/店内の雰囲気を知りたい人/場所を知りたい人 と、それぞれ目的の異なる人たちに“全部見てね”って言っても、そりゃむしろ逆効果ってもんです(^^;

ブログ:webサイトの[固定された情報]をフォローする“機動部隊”

webサイトの情報は一般的に、頻繁に書き換えたりするには向いていません。
でも、お店や会社で、常になんの変化もないところなんて、ほとんどないわけで。
ではそういった変化をどこで伝えるのか──そこに、ブログを使用するわけです。

このような目的でブログを使用するメリットはざっくり3つ。

  • 日付が載るので、[いつ]のことなのか一目瞭然
  • 基本的にはすべての投稿が連なって表示されるので、過去の記事でもそこそこ見やすい
  • 画像を配置したり、文字色を変えたり等の演出もできるので、目を引く記事を構成しやすい
  • ブログ投稿に連動してtwitterで告知できる仕組みもあり、twitterからの誘導を仕掛けやすい

これらの利点を有効活用することで、webサイトの弱点を補いつつ、そこそこ楽に、濃度の高い情報発信ができるわけです。

しかしここで抑えておきたいのが、ブログの弱点。
それこそ、webサイトに掲載するような[場所や営業時間][業務メニューやサービス内容]などの、ほぼ変わらない情報については、ブログは向いていないと言わざるを得ません。
twitterほどではないとはいえ、やはり過去の記事は後ろへ後ろへとずれていきますから。

ですので……
「ブログあるからwebサイトは不要」って発想は、正直もったいないな、と。
特にお店の場合は、もったいないにもほどがあるんじゃないかと(´・ω・`)

たとえば飲食店さんが、すごくいい食材を仕入れた日、それを使ったお料理の写真をブログに載せたとしましょう。
そして、twittter経由でブログに来た人がお料理に惹かれたとして、その人は次にどうする?

お店を元々知っている人であればいいのですが、そうではない初めての人だと、とうぜんお店の場所も営業時間も分からないでしょうから、それらの情報を探すでしょう。
しかし、そういった情報をブログの過去記事として投稿していたら……該当する過去記事ページを[探して見つける]という手間を、せっかくの見込み顧客に強要してしまうのです(´・ω・`)


twitterで発信できる情報量は、140文字です。極めて少ないボリュームです。
でも、たった140字ではないですよね。みなさん色々考えて、140字を記していると思います。
業務として展開するなら、そこには時間という“見えないコスト”も発生しているわけで。
では、そんな自らの生み出す140文字のつぶやきに、どうやって140字以上の価値を持たせるか。

webサイト、ブログ、そしてtwitter……
それぞれ得手不得手があり、どれひとつとしてパーフェクトなメディアではありません。
だからこそ、うまく組み合わせて活用していくことでの相乗効果も大きいのです。
むしろ、組み合わせなければ、140字のつぶやきすら、ただのムダな量力になると言っても過言ではないでしょう。
 

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