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中小企業や個人店のtwitterとネット活用 2(2010年9月14日)
twitterとネットをどう活用していくのがいいのか──その第2回です。
続きモノのブログ記事なのに、中4日での投稿。
ブログで“次回”とか言うと、普通は次の日だと思いますよねぇ(;´Д`)
前回記したとおり、ホームページやブログには手を出さず、しかしtwitterは積極的に利用する、という傾向が、中小企業の方や個人事業主さんたちの間でよく見られているわけですが……
本当にビジネス目的で[ネット活用]を考えたとき、twitterをどう使うのが一番いいのでしょう?
twitterのつぶやきを第三者に見てもらうルートは、実のところ2パターンしかないと言えます。
- Googleなどの検索でつぶやきがひっかかる
- 自分をフォローしている人のtwitter画面内で表示される
まぁもうひとつ、「自分のつぶやきを誰かがリトゥイートして広まる」というのもありますが、これはケース2の状況があって初めて発生する“派生”ですので、ちょっと別枠ってことで。
ではこの両ケースについて、[誰が、いつ目にして、どういった効果を生むのか]を、居酒屋さんが[今日は新鮮な牡蠣とアスパラを仕入れました]と呟いたと想定して検証してみます。
検索で引っかかって見てもらえた場合
あとの2つには[第三者]が関与せざるを得ないことから、このケースが、不特定多数の人に見てもらえる、一番ポピュラーなパターンと言い切れます。
しかも、検索して見られたということは、その検索キーワードに対して関心を持っていた人が見てくれたわけですから、潜在顧客の開拓などの視点で見ると、かなり大切な露出になりますね。
ですが……
これは、リアルタイム性に欠けます。
twitterでつぶやいた瞬間にGoogleなどにキャッチされるわけではないので、ほとんどの場合、どうしても数日〜数週間のタイムラグが発生してしまいます。
これは、“手軽にその場で情報発信”なtwitterとは相反すると言ってもいいでしょう。
ただ、必ずしもマイナス要因だけではありません。
[新鮮な牡蠣とアスパラを仕入れました!]と呟いた数日後、たまたま“牡蠣 居酒屋”と検索してつぶやきに行き当たった人たちは、この居酒屋さんに多少なりとも興味を持ってくれるでしょう。
その結果、この飲食店さんのアカウントをフォローしてくれる可能性もあります。
本当は興味を持ったその脚で来店してくれればいいのですが、昨今のwebユーザには、ネットで情報をとことん集めて、本当に行ってよさげか吟味してからでないと動かない、という傾向が強いので、ホームページもブログもない場合は、つぶやきを集めて検討するということになります。
自分をフォローしている人の、twitter画面内で表示される場合
検索と較べて対象人数は限られますが、これはこれで[来店促進]には繋がりやすいと言えます。
フォローしてくれている以上、事前段階で既に興味を持ってもらえているのですから (・∀・)
何より、リアルタイム性がとても高いので、twitterならではの強みが発揮できそうです。
ただ、ここにちょっと落とし穴がある場合も存在します。
それは[その人がフォローしている人数]。
せっかく、その日その日の仕入情報をつぶやいている居酒屋さん。
ここはやはり、今よりもっと多くの人に見てもらおうと思うのは当然ですね。
では──より多くの人につぶやきを見てもらうにはどうすればいいか。
この点について、ビジネスtwitterセミナーでは、一番手っ取り早く、そして確実な解決方法は
[自分自身が多くの人をフォローすること]である、とされています。
確かに、たいていの日本の人は、フォローしてくれた人にはフォローし返す傾向がありますね。
この[相互フォロー]を、自分をフォローしてくれる人を増やすために利用するというわけです。
さてさて、そんなノリで居酒屋さんが片っ端からいろんな人をフォローしている時──
美容院さんやおそば屋さんや保険屋さんなどなども、同じ事を考え、同じように、いろんな人を片っ端からフォローしていくわけです。
一方、フォローしてくれた人みんなにフォローを返している、とある律儀な消費者Aさん。
この人、気がつけば1,000人以上をフォローしていたりします。
さて、居酒屋さんはもちろん、美容院さんもおそば屋さんも保険屋さんも、それぞれ皆さん、自分をフォローしてもらえたことから、「Aさんは自分のつぶやきを見てくれる!」と思うわけです。
そして──居酒屋さんは満を持してつぶやいてみます。
[今日は新鮮な牡蠣とアスパラを仕入れました]
さてこのつぶやきは、本当にAさんの目にとまるでしょうか。
想像してみて下さい。1,000人をフォローしているAさんのtwitter画面を。
そこには1,000人分のつぶやきがどんどんと、時間の流れとともに増殖し、表示されます。
それってどんなペースで情報が入れ替わり立ち替わり表示されることになるのでしょう?
1,000人すべてが現役twitterユーザである可能性は低いので、およそ3割として300人。
この300人が1人1日平均30回つぶやくとしたら、1人1時間あたり約2回×300人──
Aさんのtwitter画面には、1時間につき600件のつぶやきが表示されるわけです。
つまり、6秒につき1件のペースです。テレビCMでも1本15秒なのに、それ以上の早さ。
こう考えると──なんだかおかしな感じです。
つぶやきを見てくれる人を増やすために大勢をフォローしたはずが、みんなが同じ事をすると、自分のつぶやきは、後からつぶやいた他の人のつぶやきに流されるようになってしまいます。
かといって、フォローしてくれる人を増やさなければ、ビジネス目的でつぶやく意味すら不明で。
まぁそもそも、“つぶやき”っていうくらいですので、twitterは、宣伝告知のためのツールとして作られてるシステムではありません。そこら辺を踏まえて考えれば、そのままではなかなか、広告のかわりにはなりにくい、ってのはわかりやすいんですが(;´Д`)
……と、「どうすればいいのか」に辿り着く前に今回もまた長文になってしまいました。
ってわけで、次回──で最終回にしたいな、この話題(´・ω・`)
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