三重の中小企業、特有？　残念なwebの使い方［A-XYZブログ：鈴鹿・三重］ ホームページ制作 アクシズ［三重県鈴鹿市］

とにかく一番目立つのは、ブログのもったいない使い方。
どうもったいないかというと……ブログの記事の、題名の付け方です。

ブログの構造には「検索でそれなりに評価されやすい」という特性があります。
ただし、そこにはひとつ、大きな条件があります。
それは「適切な使い方をすること」。
具体的には、ブログの記事名を［見出し］としてちゃんと意識することです。

記事名＝題名＝看板です。
となれば、ブログ記事の内容を可能な限り短い言葉で表すのが基本です。
ぶっちゃけ、題名を見れば、ある程度記事の予想ができるくらいｗ
そうすることで、本文と題名の関係性も強くなり、その結果、GoogleやYahoo!などの検索エンジンも、正しく評価してくれやすくなるのです。

たとえば、とある建築事務所の実例で──
※ウチのクライアント様ではないですよｗ

施主さまのお家写真をサイトの事例集に新規掲載しました、という内容のブログ記事の題名が……

「ホームページ更新」。

……

もう、あまりにも残念すぎるっ！
もったいない！
「建築事例を追加！とてもいい家です！」とすればいいのに！

こういった【もったいない題名の付け方】は、ブログに限りません。
ホームページビルダーで自作されたサイトでも多いのです。

ホームページ内には大抵、多くのページがあります。
それらには［title］という、題名設定部分があります。
これも、ブログの題名とほぼ同じなのですが……
やはり、多くの方がぜんぜん気を使ってなくて。

多くのページのそれぞれに、内容に応じた個別の題名を設定するのは間違いなく大変です。
しかし、だからといって全ページ共通の題名にしちゃうと、検索エンジンは

「全部同じ題名なのに、内容違うじゃん。
訳わかんねーから、このサイトの評価はマイナスっ！」

──ってな判断をするのです。

企業サイトは「潜在顧客に見てもらってナンボ」です。
そのための検索エンジン対応としてしなければならない事、心路崖なければ行けない事はとても多岐にわたりますが、まずはとても簡単なことから始められるのも事実。

正直、三重県の中小企業や個人事業者に於けるweb戦略は後進的です。
首都圏や関西に較べると、8年は遅れています。
それだけに、このままの状態で進んだ結果──
「webでのPRなんて絵空事」と、尻すぼみに廃れていく予感が、つい頭の中をよぎります。

そのたびに
「そうならないよう、せめて弊社だけでも、実効性のあるwebサイトをご提供し続けよう」
そんな意識を改めて持って、仕事に臨んでいる今日この頃です。